◆ホワイトヘザークラブ 活動報告 2024年
2024年3月10日(日) 13:30〜15:30 参加者11名
「Oh, Can Ye Sew Cushions」クッションを縫うことができますか
「Baloo Baleerie」バル― バリーリ(復習曲)
「Ae Fond Kiss」優しいキスを一つ(復習曲)

久しぶりのホワイトヘザークラブ、事務所には見学の方を含め5名、zoomでは6名、計11名の方が参加されました。

「Oh, Can Ye Sew Cushions」古くから歌われている子守唄。
詳細は不明ですが、バーンズが収集したとも言われ、2部構成になっており、最初はゆったりとしたワルツでいかにも眠気を誘う感じで、途中で拍子が変わりマーチのような雰囲気になるのが意外でしたが、膝の上で揺すったり、ゆりかごを揺らすイメージだとか。子供がなかなか寝ない時、おんぶして早歩きしてみたりしたことを想い出しました。balulooはゲール語でララバイのこと、Hie-oh,wee-ohなど子守歌独特の意味のない言葉が多く使われています。

「Baloo Baleerie」子守唄関連で、7年前にも取り上げた美しい曲を復習しました。
歌詞に出てくるpeerie faeriesは普通イメージされる可愛い妖精ではなく、赤ちゃんに悪さをする小さい気持ち悪い妖精を表わし、次のパラグラフのbonny angelと対比されています。昔は病などで命を落とすことが多く、邪悪なものから守ってくださいと言う祈りが込められているそうです。古いスコッツ語ですが、歌詞は比較的発音しやすく楽しく歌えました。

参加者のご希望でもう一つ復習曲、前回も取り上げた「Ae Fond Kiss」は、1790年代のロバート・バーンズの有名な詩で、熱烈な愛の歌です。
彼はエディンバラの人に恋をし、恋文を交換、彼女には別居中のご主人がいて、ジャマイカに赴任中のご主人の元に行ってしまうことになる、その別れの悲しさ、苦しみを歌ったもの。当時ジャマイカに行くというのは、永遠の別れを意味していたそうで、会わなければ良かったのに……と嘆く、本当に切ない、美しい歌で、音域が広いので歌うのはなかなか難しいですが、心に染みました。

zoomは楽器の音が拾いにくいので、zoom参加の方々にはキーボードの音があまり聞こえない、と言う課題が残りました。設定の仕方もいろいろあるようなので、次回はもう少し改善出来るようにしたいと思います。
次回もリモートも使いながら開催予定です。
みなさま是非ご参加ください(^^♪

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