◆スコティッシュ・デイ2018◆
JSSスコティッシュ・デイ2018 in 東京 Shall we Burns?
JSSスコティッシュ・デイの会場(音楽ビアプラザ・銀 座ライオン)には、この日初めて参加される方や久しぶりにお顔を見せて下さった方、遠方から駆けつけて下さった方々など100名を越える多くの人々が集い、中尾正史副代表の司会のもと、賑やかに始まりました。スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの詩や歌を通じて、スコットランドをよく知り、楽しもうとこの会は始まりました。

さて、そこに無くてはならないのが、ハギスです。しかし開催間近のある日、レストランから「羊の胃袋が手に入らないのでハギスが作れない」との連絡が入りました。「ハギスが出せないなんて!」と協会では大騒ぎになりました。さいわい三村美智子さんが、「以前にアメリカン・クラブで食べたことがあるので頼んでみましょう」ということで、なんとかハギスを注文し、当日は早起きして三村さんとアメリカン・クラブに駆けつけ、熱々の ハギスを受け取り銀座に大急ぎ。大きくて立派なハギスは、高橋愛朗代表が熱演する恒例のハギス・セレモニーの場に間に合い、皆さまの胃袋に無事おさまったのでした。

乾杯の発声はニッカウキスキー・アンバサダーの蓑輪陽一郎さん。美味しい食事をいただき歓談する中、東京パイプ・バンドのバグパイプの演奏、続いてロバート・バーンズの詩の朗読はScotsと日本語です。今年は「A Red Red Rose」を初参加のジェローム・マーティンさんと白井隆太さん、「Auld Lang Syne」をチャールズ・マーシャルさんと 「奥様の理恵子さんがそれぞれ熱演。キルト姿が素敵な二人のスコティッシュの Scots の朗読はまさにスコットランド と注目を集めました。ホワイトヘザークラブはアニーローリーを会場の皆さまと大合唱。
そして、初参加の混声合唱。MacQuartetの若者たちは、バーンズやスコットランドに因んだ曲で清々しく力強い声を響かせてくれました。タータン・クラブによるスコティッシュ・カントリー・ダンスのデモンストレーション、続くケイリーダンスは近藤ゆう子さんの指導で皆さま一緒にダンスを楽しみました。「最後は山根篤さんのバグパイプとMacQuartet の歌のリードで、全員大きな輪になって、恒例の「Auld Lang Syne」で幕をとじました。
(國田あつ子)

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