◆余市ツアー 〜10年目のマイ・ウイスキーとニッカ創設者・竹鶴政孝夫妻の軌跡を訪ねる旅〜◆
余市ツアー 〜10年目のマイ・ウイスキーとニッカ創設者・竹鶴政孝夫妻の軌跡を訪ねる旅〜
【マッサン・リタに会いに!】

初秋の香り漂う余市に10年前にJSSメンバーで仕込んだマイウイスキーと10年ぶりの対面をし、この秋から始まるNHK連続ドラマ「マッサン」の理念や生きた軌跡を訪ねる旅を、総勢18名の有志により実施しました。
リタ幼稚園とリタロード
竹鶴ご夫妻のお墓
10年前にNIKKAのつなぎとヘルメット姿で2日にわたり仕込みの作業を行った、高木会員・杉岡さん・渋谷会員・私山根が参加し皆で喜びを分かち合いました。
前後は大雨の北海道でしたが、この2日間だけは暑いほどの晴天の中ツアーは行われ、9月13日に余市駅に集合し アサヒビールウイスキーアンバサダーの簑輪さんにアテンドをお願いし、竹鶴さんゆかりの地(リタ幼稚園・ご夫妻のお墓・余市川・旧家・竹鶴シャンツェ)をここでしか聞けないお宝話とともに見学しました。
山の上に立つご夫妻のお墓は、1つだけ異彩を放つ西洋式で、ニッカの工場と、遠くに余市の海を臨む最高の場所にあり、余市川では気の早いサケの遡上を見ることもでき一同感動!
ニッカ工場入口
しめ縄のついているポットスチル
工場内
そしていよいよ余市工場へ!
ウイスキーづくりの秘密を教えていただきながら、竹鶴邸を見学。普段見ることのできない、ついこの間まで住んでいらしたような温かみのある部屋や当時を思わせる家具のいろいろ、マッサンが着ていた上質のツイードの上着はまだ洋服ダンスにそのままあり、毎晩一本空けていたというウイスキーも床の間に飾られ、まるでタイムスリップしたような時を過ごしました。
中でもリタさんがマッサンの為に作った梅干し(まだ香りがありました)には、涙があふれました。
10年前に仕込んだマイウィスキー
リタさんが漬けた梅干し
懇親会
さて夜は 余市パイピングソサエティー会長でJSS会員の新谷さん、山本会員とバンドの皆さんを交え会食・歓談・バグパイプバンド演奏を、東京から参加したパイプバンドメンバーとともに響かせ、余市の地に眠るマッサン・リタさんに気持ちが届いたなと、感じました。
翌日は、日本果汁鰍ェNIKKAとなったことを確認すべく、山本観光果樹園にて、秋の果物を堪能し、笑顔あふれるツアーとなりました。

今年はスコットランドに風が吹いている一年です。
また十年皆で健康に生きようと決意をすることができたツアーでした。
(記:山根篤 写真:渋谷寛)
余市パイプバンドのみなさまと!

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