突然ですが、このたび、アフタヌーン・ティーの集いと称して行ってきたイベントは、関西茶会倶楽部と改めました。
アフタヌーン・ティーという言葉は、もはや巷にあふれています。皆様が親しみやすい簡単な名称はないかと模索していました。

さて、2014年9月28日、第2回の茶会・関西茶会倶楽部が開催されました。
神戸外国倶楽部のお庭は秋の風情。この秋、独立を問う選挙のニュースで日本人が一番スコットランドをよく学習した9月です。もう皆、ユニオン・ジャックから青い色を抜いたらどんな旗になるかを知っています。
お話する人は、翻訳家の三村美智子さん。日本スコットランド協会の30年の歩みとともに、多くの会員に信頼され、親しまれてきた達人です。

今回のテーマは基礎から学ぶスコットランド。知っているようで知らないスコットランド、今さら人に聞けないスコットランド。そして、翌日からはNHKの朝ドラでマッサンが始まります。マッサン以下、マッサンの母上が睨みをきかせたポスターのもと、大盛況で楽しい二時間となりました。
ニルギリはじめ、三村さんが自ら選んだ紅茶と、この茶会の為にシェフが心を込めて作った特別なお菓子の数々を皆さんお楽しみいただきました。
ツィードやアーガイルが地名だった！ネッシーはどこへ行ったか？スコットランドの有名人たちは、こんなにたくさん！
出席者それぞれに発見があったひとときでした。

2014年4月27日、しばらく活動がなかった関西において、久しぶりにアフタヌーン・ティーが開催されました。
日本スコットランド協会関西支部では、アフタヌーン・ティーの集いと称して、紅茶とお菓子を楽しむ集まりを大切にしてきました。しかし、永らく関西支部長をしていた生野英次さんはじめ、多くの先輩達が亡くなり関西でのイベントを開催することが難しくなっていました。

このたび、当協会とはご縁の深い神戸外国倶楽部のお部屋をお借りしてアフタヌーン・ティーを開催することができました。
当日は、遠方より参加していただいた会員の方もあり、和やかなおしゃべりの会となりました。
ここ神戸外国倶楽部は、明治の頃より外国人の社交場として有名な所です。神戸に住んでいてもなかなか利用できる機会はありません。これから、会員の皆様に、楽しんでいただけるサロンのような茶会になると願っております。