◆2011年 日本スコットランド協会年次総会・懇親会◆
2011年 日本スコットランド協会年次総会・懇親会
去る5月20日協会の2011年度年次総会が、今年は英国大使館で開催されました。総会出席者は47名、委任状が77名分提出されました。佐藤代表が総会の成立を宣言、議長は中村匡克理事、書記は大石晃士理事、田口輝子理事が指名されました。

まず、東日本大震災の被害者に黙祷を捧げた後、昨年度購入したプロジェクターを用いて2010年度の活動報告、決算報告がなされ、監査報告を受けて、承認されました。そのあと理事会の報告があり、新理事の高橋愛朗さんをご紹介、協会の変革を図るため小委員会が設置されたことの説明がありました。ここで会員から奨学金のことなどいくつか質問やご意見が出ましたが、若い会員の獲得に向けて、創設者のハワット氏や高橋愛光氏の精神を大事にし、25年培ってきた良き伝統を守りつつ、小委員会を中心に時代に即した変革を行っていくことを確認しました。2011年度の活動予定、予算も無事承認され、懇親会に移りました。

今年は会場が英国大使館だったためか、ゲストがなんと32名、総会が予定より延びてしまいましたが、お食事の準備をしている間、山根篤理事のバグパイプ演奏が始まり、ロビーやベランダでお待たせしていたゲストの方たちも飲み物を片手に続々ニューホールにお集まりになりました。

東京パイプバンドの創立者で元理事の山根雅巳氏の乾杯の音頭に続いていよいよお食事が始まりました。驚いたことにあらゆる食べ物が一口サイズに美しくピックにささっていて本当に美しい盛り付けで、皆様もびっくり!担当のコックさんのフェルナンドさんご夫妻のお話によると、「これだとグラスとお皿で両手がふさがらず、お洋服も汚さないし、名刺交換にも困らないでしょ!」 まさに大使館での国際外交の一面を見た思いでした。
「最初は少ないかと思ったけど、意外にお腹がいっぱいになるね!」とはある参加者のお話。フェルナンドさんは、さらに協会のHPを見てくださっていて、紋章をコピーして素敵なランタンをベランダに飾ってくださっていましたが、皆様気がつかれましたでしょうか?

少し落ち着いたところで、新入会員や、遠方から(今年は高知、宮崎、豊橋、大阪、名古屋、土浦から参加してくださいました) いらしてくださった会員、スコットランドから来日中の方たちのご紹介、スターリング大学で学んだ学生さんたちは総会の間受付をしてくださいましたし、ハープの菊地さんのお友達も沢山参加してくださいました。
今年で20年目の会員の藤崎政子さん、橋村洋一さん、佐々木庸監査役に野間忠博理事特製の感謝状が贈られたあと、菊地恵子さんのハープ演奏を楽しみました。また関妙子理事から、スターリング大学のサマーコースのご紹介もありました。

お食事を片づけた後は、いつものように岡田昌子さんのご指導で、スコティッシュカントリーダンスを踊り、最後はAuld Lang Syneをハープとバグパイプの音色に合わせみんなで輪になって熱唱、いつまでも語らう人々が名残惜しそうに大使館を後にしました。
大使館での初めての会でしたが、参加された皆様いかがだったでしょうか?
オープニングのバグパイプ 乾杯!
ステキなお料理 特製ランタン
ハープ演奏 菊地さん ダンスタイム
スターリング大 同窓生 盛り上がる会員

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