◆ジャパン×スコットランドフェスティヴァル2011◆
ジャパン×スコットランドフェスティヴァル2011
11月19日〜20日に長野県で開催された「第4回スコットランドフェスティバル2011」がインターネット動画サイト「USTREAM」で生中継されました。

下記URLの「ホテルグリーンプラザ チャンネル」にアクセスして頂ければ、どなたでも無料で、引き続きご覧になれます。
スコットランドから来日して迫力ある演奏を聞かせてくれたニールストン・ディストリクトパイプバンド、素敵な歌声を披露してくれたミーブ・マッキノン、若くて可愛いダンサーたちの素晴らしいデモンストレーションを始め、バーンズの詩の朗読や、日本人ミュージシャンの演奏も盛りだくさん!映像は固定で流しっぱなしですが、きっとスコットランドの雰囲気をお楽しみいただけることと思います。
皆さまどうぞアクセスしてご覧くださいませ!

【ホテルグリーンプラザ チャンネル】
『スコットランド・フェスティバル2011 生中継』
・映像は前半と後半に分かれています。
スコットランドの歌姫
11月19日、20日の両日にわたって、4回目の「スコットランド・フェスティバル」がホテルグリーンプラザ白馬で華やかに開かれました。
当初は6月に開催する予定でしたが、東日本の震災の影響で、11月に延期されたと聞いています。当日は二日とも生憎の雨で、野外の活動は出来ませんでしたが、ホテル内の広い催し物会場をフルに使って、様々な演奏や、演技が披露され、実に楽しい週末となりました。そのうえ、英国商工会議所とセントアンドリュース協会のご支援によりバスが手配され、仙台在住の会員田中さんのご尽力により、被災者の学生や子供たちが招待されて、このフェスティバルを特別に意義深いものにしてくれました。
ニールストンディストリクトパイプバンドの入場
仙台からのお客さんとギブさん
日本の各地から集まったバスの数は12台、それに乗用車で参加した人々を含めると、あの広いホテルに本当に多くのスコットランドファンが集結したことになります。
さて、スコットランドからはるばるこのフェスティバルに参加して下さったのは、ニールストン・ディストリクト・パイプバンド、アラン・マクファーソンさん、ビリー・フォーサイスさん率いるスコットランド・ハイランドダンスのダンサーたち、いかにもスコットランドらしい美しい歌声を聞かせてくれたメイーヴ・マッキノンさんなどで、ここが果たして日本なのかと、信じられないような気分にさせられました。
ハイランドダンサーたち
ジョニー・ウォーカーさん
日本からも、我々が誇る東京パイプ・バンド、スコティッシュ・カントリーダンスやハイランド・ダンスのブルーベル・クラブ、菊地恵子さんのハープ、又丸奈緒子さんのピアノの演奏、それにいくつかの魅力的なグループが次々に登場して、ライブ・パフォーマンスを披露してくれました。またブルーベル・クラブはスコティッシュ・ダンスの講習会も開いて、一般のお客さんを喜ばせていました。
音楽と踊りだけでなく、ロバート・バーンズの詩の朗読とか、ウィスキー・テイスティングも人気があり、今回は会員の渋谷寛さんと名誉会員のチャールズ・マーシャルさんのお二人で、テイスティングを2回開いて下さったので、その両方に参加した方々は、やや飲み過ぎになったとか、いずれにせよ、参加した皆さんは充分満足されたことと思います。
ウイスキーテイスティング
寄せ書きされたスコットランドの旗
二日目の午前には、前日に登場した人々が次々にステージに上がって、華やかで、楽しい閉会式が行われました。それぞれのグループはお得意の曲目や演目を再度披露し、この楽しい集いの最後を飾ったのです。そして最後には在日英国商工会議所会頭のフィル・ギブさんが仙台からのお客様の代表にみんなで寄せ書きをしたスコットランドの旗を手渡し、山根篤さんの指揮のもと、「ふるさと」を様々な楽器の演奏に続いて、参加者全員で歌って幕を閉じました。実に印象的な会でした。午後になって次々にバスはホテルを去って行きましたが、彼らを送るバグパイプの響きが白馬の山々にこだましていました。

このすべては、上記の皆さんの多大なご協力の賜物ではありますが、会場を設営し、このフェスティバルを立ち上げて下さったホテルグリーンプラザの皆様、特にその中心となってそのすべてをまとめて下さった田部裕志さんには、心からの感謝を捧げたいと思います。
(佐藤猛郎)
来日して参加されたハワットさんとスタッフ

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