◆スコティッシュナイト2011◆
スコティッシュナイト2011 −Shall we Burns?−
今年のスコティッシュ・ナイトは、バーンズの詩を「読んで、歌って、踊って楽しもう」を合言葉に始まりました。
パイパーに先導されてハギスが入場し、セレモニーが始りました。
東京パイプ・バンドの演奏。曲目は Up in the morning Early, Bonnie Dundee、Ae Fond Kiss, The Lea Rig,、Corn Rigsなど。
乾杯の発声はセント・アンドルー・ソサエティの新チーフテン、リチャード・ドーソンさん。
お酒と食事を楽しみながらしばし歓談です。
バーンズの詩を翻訳と原語で朗読するのはスコティッシュ・ナイトの呼び物の一つです。
鵜目勲勇さんとR・ドーソンさんが「おお、かつてぼくは愛した」Handsome Nell、中村匡克さんとC・マーシャルさんの「ウィリーがモルト酒5升造りゃ」O Willie Brew’d a Peck o Maut、白石和良さんとフィル・ギブさんが「真っ赤な真っ赤なバラ 」A Red, Red Roseを朗読しました。
ソプラノ歌手の本宮廉子さんが同じ「真っ赤なか真っ赤なバラ」を独唱し、続けて「私の可愛いやさしい方よ」The Lea Rig (My Ain kind Dearie O)、「緑にのびゆく灯心草」O Green Grow the Rashes 、アフトン川Afton River を歌いました。優しく美しい歌声が会場に響き渡りました。
再びバグパイの演奏。東京パイプ・バンドの糟谷さんが「何と言っても人は人」A Man’s A Man For A’ Thatを演奏。タータン・クラブはThe Lea Rig、A Man’s A Man For A’ That、O Green Grow the Rashesの3曲を優雅に踊りました。

今年のスコティッシュ・ナイトはこのように朗読によって内容を理解し、バグパイプの音色で聞き、歌手の歌声で聞き、カントリーダンスで踊って、バーンズの詩をいろいろな視点から楽しむことができました。

岡田昌子さんの指導で参加者もダンスを2曲踊った後は、恒例の蛍の光。今年はマーシャルさんの指導のもとに正しいスコティッシュの発音で、皆でそろってAuld Lang Sine (ご承知のようにこれもバーンズの作詞です)を力いっぱい歌ってお開きとなりました。

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