◆ラッセル・ハワットさんの来日◆
ラッセル・ハワットさんの来日
毎年の恒例となっていた 故ジム・ハワットさんの訪日を引き継いで、今年もご子息のラッセル・ハワットさんが来日された。
7月3日(土)18時から青山の「うすけぼう」にて歓迎会が開かれ、代表理事の佐藤猛郎氏から歓迎のことばと協会に対する貴重な資金援助に対しお礼のことばが述べられた。23名の出席者に迎えられ、ハワット・ジュニアーも日本スコットランド協会の活動が両国の文化の交流と友情を促進していることは本当に素晴らしく、その協会に多少なりとも貢献できることを、母親のクリスティーンさんはじめ家族みんなが喜んでいるという挨拶があった。

翌日の日曜日、ラッセル氏にとっては初めての鎌倉旅行に有志6人が同行した。雨模様の予報に反し、時には青空ものぞいたが、日本の雨季の典型ともいえる蒸し暑さは格別だった。若宮通りを通って、鶴岡八幡宮を参拝し、小町通りを散策したが、人の多さ、とくにこんなに多くの若者がなぜ古都に興味を持つのかラッセル氏は不思議だったようだ。それから由比ヶ浜に出て、前に海、後ろに山を控えた鎌倉は幕府にとって絶好の地勢であったことを納得、最後に長谷の大仏を訪れた。
いつも柔和な微笑みを浮かべ、時にはお茶目な言葉を発するラッセル氏はまさにジムさんとクリスティーンさんの息子、両親の素晴らしい雰囲気そのままで、時にはジムさんと勘違いしそうになった。

月曜日には事務局を訪ねられ、狭くなったけれどよい事務所といわれた。ジムさんの大きな写真が飾られているのをみて大変喜ばれ、家族にみせたいと写真を撮っていかれた。
次回は妹でヴァイオリニストのキャロルさんと一緒に来日できたらと思っているとのこと。また佐藤代表が、機会をみて関西にも足を延ばしてくださいとお願いした。そして、近々これも御父上と同じトラブルで膝の手術を受けて、もっと元気になるとのことだ。その時の旅行はたくさんの健脚な会員がお付き合いすれば喜ばれることだろう。
(山崎美世子)
挨拶をするハワットさん
八幡宮にて
稲村ヶ崎
大仏

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