◆JSS 25周年祝賀会 スコットランドを楽しもう!◆
JSS 25周年祝賀会 スコットランドを楽しもう!
9月12日東京六本木のホテルアイビス4階ホールにおいて、JSS 25周年祝賀会が「スコットランドを楽しもう!」のスローガンのもと開催されました。会場フロアーにあるエレベーターを降りると開場はスコットランド一色に飾られ、あたかもスコットランドへ行ったみたいな感じがしました。参加者は100名弱でしたが、出店、数々の催し物が途切れることなく行われ参加者を飽きさせない催しとなりました。

祝賀会は、佐藤代表理事による開会の挨拶に続き、東京パイプバンドの入場と演奏により祝賀会は始まりました。バクパイプ演奏を聴くと勇壮であると同時に哀愁を帯びており、岩だらけの山が続くスコットランド風景を思い出すのに十分でした。バーンズ・ナイト(毎年2月頃、詩人のロバート・バーンズの生誕を祝う会が開催されます)に催されるハギス・セレモニーは、チャールズ・マーシャルさんをチーフテン役として、スコッツ語で「ハギスに捧げる歌」をユーモアある表現で謡い参加者を和ましました。

その後は、ハイランド・ダンスを東京ブルーベルの会員の方々が優雅に踊られました。昼食を挟みオークニー諸島の民話の表現豊かな朗読に参加者が聴きほれ、クイズ・ショウではスコットランドを題材とした問題には参加者の知識の高さに出題者が圧倒されているように見えました。その他、タータン・クラブのダンスデモと指導があり、見ているだけでは参加の意味がない、と参加者のほとんどの方がダンスをたのしまれました。

出店には「ブリティッシュ・ライフ」さんのスコットランド製品の数々、花のアレンジメント、「ギブ・アンド・テイク」さんの廉価な婦人服、スコットランドに関する貴重な収集品の展示、スコットランドを思い出させる写真の数々などが祝賀会を盛り上げました。バグパイプは聞くものだと思っている方に貴重な体験として、楽器をばらして各パーツの役割を聞き、演奏する機会は参加者の良い経験になり、バグパイプの認識が深くなったのでは思います。これら皆が相乗してスコットランドの世界を、たった1日でしたが、作り上げたと思います。

最後に、参加者全員が手をつなぎ、その手を振りながら「オールド・ラング・サイン」を合唱して閉会となりました。5年後の30周年記念の催しが、更に充実して多くの参加者の参加のもと催されることを祈念してやみません。
(大石晃士)
「スコットランドを楽しもう」会場
スコットランド製品
ハギスセレモニー
ダンスを楽しむ参加者

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