9月12日、13日と小谷村（おたりむら）のホテルグリーンプラザを会場にして、ホテル主催の第二回スコットランドの祭りがありました。
東京新宿からホテルが用意した7台のバスを連ねてほぼ4時間半。現地集合人数は350人をはるかに超えていて、ホテルは満杯、昨年の3倍の大きさとなった祭りでした。

前夜祭から13日の午後4時まで華やかに、パイプとダンスと歌が、たっぷりと楽しめるプログラムになっていました。地元出身のシンガーが9組も参加して会場に別の味をつけていました。東京パイプバンド（13人編成）や東京スコティッシュブルーベルクラブ（２０人ほど）という、おなじみのパイパーやダンサー、さらに、スコットランドから招待したNeilston and District Pipe Band 7人編成のバンドが、祭りの中心となりました。

13日の高原の青い秋空に響き渡ったバンドの音の素晴らしさ力強さ、ダンスのデモンストレーション、地元出身のシンガーたちの歌声、観客は最後までホテル正面につくられた芝生の舞台にかじりつきでした。祭りにつきものの、飲んだり食べたりも、スコットランドを中心にしていて、ハギスありウイスキーあり、ロイヤル・ディサイドからの水、紅茶からウールやカシミアのマフラーやストールなど、強い日差しに帽子が売れていましたね。 ホテルの中は、昨年よりさらにスコットランド色が増えていました。スコットランドの青地に白の斜め十字の旗と黄色地に赤い競い獅子のふたつの大きな旗が、何組も館内を飾り、協会からのポスターやタペストリーもまた、雰囲気を出しておりました。

ホテルの対応も行き届き、小高い丘に囲まれた高原のホテル滞在を祭りとともに、満喫できました。 来年はどうやら新緑の6月あたりに、同じ場所で行われるようです。確実になりましたら、皆様にお知らせいたしましょう。温泉もありますよ！

（みむら・みちこ）

前夜祭	Neilston Band