◆秋の講演会「アバディーンあれこれ」◆
秋の講演会「アバディーンあれこれ」
11月の講演会の講師の森山高根さんは国会図書館を退職されたあと、アバディーン大学に留学し学位をとられて最近帰国された。ご夫妻で過ごされた4年間の生活のあれこれを、趣味で撮られた写真を見ながら聞いた。スコットランドの大学制度、アバディーン大学と、その大学生活から始まり、好きだった菓子の写真、ハムや魚、パンの包装の写真など、大変興味ふかいものだった。またとくに思い入れがあると言われたたくさんの空と雲の写真は、スコットランドの季節の移ろいをみせてくれ、会場からきれいねーとため息がもれた。

住居を探すとき、銀行口座がなければ家を借りることができず、銀行口座を開設するには定住の住所かなければならないといわれ大変困惑したこと、でも、これ以外は人間関係でいやな思いをしたことがないこと、人はみなマナーがよく、生活も質素なこと、肥満が社会問題になっていること、よくいえば自分の意見をはっきりと主張する、悪く言えばがんこである、等々やはり生活に体験に根差した話はとても面白く、このあたりをもう少し突っ込んで聞きたかった。
講演のあとは大竹奏さんのフィドルの演奏を聴き、生のフィドルに合わせてダンスを楽しんだ。
講演する森山さん
フィドルで踊る
スライドよりご自慢

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