◆ハワットさんを偲ぶ会 東京◆
ハワットさんを偲ぶ会 東京
2008年12月18日、故ジャームズ・T・ハワット氏を偲ぶ会が、グラスゴーで遺族の方が行われるmemorial serviceと日を同じくして、南青山のウスケボーで行われた。
時間前から続々と会員が集まり、狭い会場はたちまちいっぱいとなった。会場にはハワットさんの遺影や思い出の写真のパネルが飾られ、JSSタータンを敷いた小さな献花台がしつらえられた。開会に先立って、にこやかにほおえまれる遺影にハワット氏の思い出を偲び、参列者は各自持参の一輪の花ををささげた。

開会の挨拶の後、参列者全員がジム・ハワットさんの冥福を祈って、1分間の黙祷を捧げた。 次に故人のご子息ラッセル・ハワットさんから、「偲ぶ会」のために寄せられたメッセージのコピーを参列者一同に配り、 その日本語訳を佐藤代表理事が読み上げた。「彼の死をあまり悲しみすぎないで、にっこり笑って彼の思い出のために乾杯をして欲しい」というラッセルさんのご希望に添って、山崎修道さんの発声で、ジムさんに感謝する乾杯を捧げた。
その後、参加者全員がハワット氏の思い出を語った。JSSに1万ポンドの寄付を申し出られたときの思い出から、日本にボウモアを導入されたときのこと、グラスゴーで大変お世話になったこと、懇切なお手紙をいただいたこと、北海道へ、東北へ、九州へ、伊勢へ、最後の旅となった小谷村へと国内旅行をご一緒したときの思い出、個人のユーモア、ジェントルマンシップ等々、話しながら声を詰まらせる方、涙ぐむ方もあって、思い出は尽きなかった。最後にキャンドルをともし、明かりを消して蛍の光を歌ってお別れした。
最後の最後になってからも、仕事を終えてから駆けつけてくれた方たちがあり、参加者は最終的には35人となり、改めて故人の遺徳が偲ばれたことだった。

参加者のかたにはハワット氏についての記事がのっている「スコットランド便り」のバックナンバー(29号から59号のうちの15号分)とやはりスコットランド便り2号にハワットさんが第1回の寄付をしてくださったときの記事が出ているが、これはバックナンバーがないので、コピーしたものをお持ち帰りいただいた(珍しいハワットさんのキルト姿の写真も掲載されている。)希望のかたは東京事務局へご連絡ください。年があけてからお送りします。
また、参加者に記帳いただいた芳名帳や写真パネルは関西で行われる「偲ぶ会」の後にご遺族にお送りすることにしている。

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