◆秋の講演会◆
秋の講演会
11月1日、JSS関西支部では、サントリーの山崎蒸留所で、秋の講演会・講師・齊藤公江先生の「ザ・ナショナル・トラストについて、」を開催いたしました。
当日、雨という天候ではありましたが、30数名というたくさんの方々が参加くださいました。
13:00からの開始だったのですが、そのころになってもなかなか、講師である先生がいらっしゃらず、スタッフ一同、何かがおこったのか?という、不安がよぎりましたが、先に予定している蒸留所内見学へと足を運びながら、先生を待つ事になりました。
それもつかの間、先生が無事に到着され(駅前で、うまくタクシーが捕まらなかったとの事)、スタッフはもちろん、日ごろから先生と親しい方々の表情も安心の笑みとかわったのですが、齊藤先生には、JSS関西支部主催の「美味しい英国料理」「不思議の国ブリテン」でも講師を務めてくださっていて、お越しいただくと気心も知れた感があるためか、なにかしらホットいたしました。
関西支部長挨拶
工場見学:熟成樽についての説明
さて、毎年、開催される山崎蒸留所での講演会、蒸留所内見学ですが、参加するごとになにかしら新鮮な気持ちがいたします。 今回は特に、貯蔵庫での何百もの樽と、蒸留された原酒との調和された香りに酔いしれてしまいました。ワインもウィスキーも樽で貯蔵しますが、ウィスキーは中を焼いた樽に入れて貯蔵するという事でした。

続いて、14:00から齊藤先生の「ザ・ナショナル・トラスト」の講演がはじまりました。「ザ・ナショナル・トラスト」は、自然及び歴史的景観・環境保護と保全の民間団体ということで、この設立には、ジョン・ラスキン(両親がスコットランドのパース出身者)が大きくかかわったという説明で、私の中では、ラスキンがスコットランド人であったということから、"ラスキン、ブラボー“と叫んでおりました。
左:司会の清家さん 右:齊藤公江先生
講演の様子
講演の1時間もあっというまにすぎ、懇親会となりました。ウィスキー、軽食に舌鼓しながらその場が盛んな交流の場となっていたのはいうまでもありません。
皆様、次回も是非、山崎蒸留所での講演会にご参加くださいね。興味深い講演と美しい景色、美酒、美食とともにフレッシュな気持ちを味わえます。
(中川 ますみ記)

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