◆ハワットさんを偲ぶ会 関西◆
ハワットさんを偲ぶ会 関西
関西支部のハワットさんを偲ぶ会が、12月23日、神戸の Bar Main Malt で開催され、12名の方が参加されました。急遽開催が決まったにも関わらず、関西地区の会員の約1/3の方が出席してくださったことになります。
Bar Main Malt はハワットさんも生前訪れたことがあるバーで、マスターの後藤さんとハワットさんがお二人並んでテイスティングしている大きな写真も準備してくださいました。

会場には、お人柄が本当に良く出ている笑顔のハワットさんの写真を飾り、お花とハワットさんが手がけた蒸留所のひとつであるボウモア蒸留所の12年もののウイスキーもお供えいたしました。参加者の皆さんに飲んでいただくお酒も同じくボウモア12年を準備いたしました。

残念ながらお仕事の都合で来られなかったけれど、関西スタッフの清家さんには大きな額にハワットさんの写真をたくさん貼ったものを作っていただき、会場に飾りました。

まずはハワットさんの冥福を祈って全員で黙祷いたしました。そして、ラッセルさんのメッセージにあったように、悲しま過ぎずに、グラスにボウモア12年を注ぎ、ハワットさんの写真に向かって乾杯しました。

参加者の方々に配っていたご子息のラッセルさんのメッセージを、鵜野支部長が日本語に訳しながら皆さんにその内容をお伝えしました。

引き続き鵜野支部長には、ハワットさんのご経歴とこれまでの日本スコットランド協会への長年にわたる多大な貢献、勲四等旭日小綬章を授章されていらっしゃることなどを会場の皆さんにご紹介していただきました。

ハワットさんの記事が掲載されている「スコットランド便り」と写真を回覧して、在りし日のハワットさんを思い出していただき、その思い出話をしていただきました。やはり、皆さんそのお人柄を懐かしんでいらしたように思いますが、お仕事でスコットランドにいらした頃から親交があった松井先生が、ハワットさんのグラスゴーアクセントの英語が本当にわからなくて、とても困ったことが何度もある、というお話をされたときには、同じような思い出がある方も多く、少し笑いもでました。

実は、この会には都合で参加できないからとおっしゃって、前日に Bar Main Malt に来られていた方もいらしたのです。その方は、ハワットさんの写真を見ながら、ハワットさんが礎を築いたモリソンボウモア社が手がける3つの蒸留所のウイスキー、すなわち、ボウモア、オーヘントッシャン、グレンギリーという3種類のモルトウイスキーを飲まれていたことを会場の皆さんにお伝えすると、皆さんボウモア12年に引き続き、オーヘントッシャンとグレンギリーも飲んでいらっしゃいました。

先に開催された東京での偲ぶ会で記帳された芳名帳を送っていただいていたので、関西ではそれに追記する形で、こられた方々のお名前とメッセージを書いていただきました。

ラッセルさんのメッセージにあったようにあまり悲しま過ぎずに、ハワットさんの育てたウイスキーをいただきながら、偲ぶ会ができたように思います。ありがとうございました。

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