◆関西 St. Andrews Society's Ball 2008◆
関西 St. Andrews Society’s Ball 2008
11月29日、関西セントアンドリュースソサエティ主催のセントアンドリュースボウルが神戸外国倶楽部にて開催されました。JSS関西支部からは、清家久美子さんと支部長の代理で、わたしが妻とともに出席いたしました。
まず悩んだのは衣装。ゲール語の師匠でもあるラムゼイさんにキルトを借りていきました。このキルトは Campbell of Cowdarというのだそうです。

開会する前にバーで飲んでいると、夜空に響くバグパイプの音。寒い中、バグパイプの演奏がありました。絵になるシーンだったので、たくさんのフラッシュがたかれていました。
チーフタン夫人の開会宣言(?)で始まり、ハギスセレモニー、クエイヒの儀式、抽選、ダンスとボウルは夜遅くまで続きました。JSS関係者には何も当たりませんでした、念のため(笑)。

わたしは、JSS関西支部長代理だったので、英国副総領事が天皇陛下に乾杯といったあとに続き、女王陛下に乾杯と発声をいたしました。全くをもって身に余る大役だったと思っておりますが、貴重な体験をさせていただいて感謝しております。一発ギャグをかませとアドバイスがあったのですが、そんな精神的余裕はありませんで、その方の期待には添えませんでした。もっと修行が必要です。

チーフタン夫人と副総領事のスピーチはウィットにとみ、内容がちゃんとあるのに、笑いをとるタイミングもネタもすばらしく、感心しながら聞いておりました。
食事が終わったところで、チーフタンはクエイヒ(大きな盃)をもって、あちこちを回ってはウイスキーをついで行きます。もちろん、つがれた方は一気に飲んで、それを頭の上でひっく返し、さらにクエイヒの裏にキスをして、全部飲んだよと示さねばなりません。ストレートのウイスキーをしばらくぶりで一気に飲み干しました(フ〜)。

汗びっしょりになるまで、熱心にダンスされる方々もいらっしゃって、とても楽しい夜になりました。60名ほどの参加者がいらしたと思いますが、今年は例年に比し参加者が少なかったそうです。来年は、この不景気を吹き飛ばすぐらいの参加者がありますように。
(難波茂信記)
気分はスコットランド人?
夜の北野に響くバグパイプの音色
ハギスセレモニー
ハギスにナイフを刺す!
テーブルでの食事は
会話がはずんで楽しそう
クエイヒで一気飲み!
ダンスの様子

Home
Copyright 2002 The Japan-Scotland Society All right reserved ©