関西 St. Andrews Society’s Ball 2008 | ||||||
11月29日、関西セントアンドリュースソサエティ主催のセントアンドリュースボウルが神戸外国倶楽部にて開催されました。JSS関西支部からは、清家久美子さんと支部長の代理で、わたしが妻とともに出席いたしました。
まず悩んだのは衣装。ゲール語の師匠でもあるラムゼイさんにキルトを借りていきました。このキルトは Campbell of Cowdarというのだそうです。 開会する前にバーで飲んでいると、夜空に響くバグパイプの音。寒い中、バグパイプの演奏がありました。絵になるシーンだったので、たくさんのフラッシュがたかれていました。 チーフタン夫人の開会宣言(?)で始まり、ハギスセレモニー、クエイヒの儀式、抽選、ダンスとボウルは夜遅くまで続きました。JSS関係者には何も当たりませんでした、念のため(笑)。 わたしは、JSS関西支部長代理だったので、英国副総領事が天皇陛下に乾杯といったあとに続き、女王陛下に乾杯と発声をいたしました。全くをもって身に余る大役だったと思っておりますが、貴重な体験をさせていただいて感謝しております。一発ギャグをかませとアドバイスがあったのですが、そんな精神的余裕はありませんで、その方の期待には添えませんでした。もっと修行が必要です。 チーフタン夫人と副総領事のスピーチはウィットにとみ、内容がちゃんとあるのに、笑いをとるタイミングもネタもすばらしく、感心しながら聞いておりました。 食事が終わったところで、チーフタンはクエイヒ(大きな盃)をもって、あちこちを回ってはウイスキーをついで行きます。もちろん、つがれた方は一気に飲んで、それを頭の上でひっく返し、さらにクエイヒの裏にキスをして、全部飲んだよと示さねばなりません。ストレートのウイスキーをしばらくぶりで一気に飲み干しました(フ〜)。 汗びっしょりになるまで、熱心にダンスされる方々もいらっしゃって、とても楽しい夜になりました。60名ほどの参加者がいらしたと思いますが、今年は例年に比し参加者が少なかったそうです。来年は、この不景気を吹き飛ばすぐらいの参加者がありますように。 (難波茂信記)
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