◆アフタヌーン・ティの集い 2007年◆
第36回 2007年 10月21日(日) 14:00〜17:00 参加者26名
テーマ:日本のウイスキーの歩み
お話:竹鶴威さん(JSS理事)

10月21日アフタヌーンティの集いは、新大阪ユースホステルで竹鶴威さんのお話を拝聴する会でした。『日本のウィスキーのあゆみ』は、そのまま竹鶴さんの父上・竹鶴政孝氏の人生の歩みです。当日は26名の出席があり、お酒を愛する人々の気持ちで一杯の部屋となりました。

政孝氏とリタ夫人の出会いは、運命だったようです。グラスゴー留学時代、あるパーティーで切り分けたケーキの中に、政孝氏には人生の幸運を約束する6ペンス銀貨、リタ夫人には幸せな妻の指貫きが入っていたそうです、なんと! 日本に来 てリタ夫人は、夫の大好物たくあんを上手につける妻となっていたそうです。 ウィスキーにはたくあんもいいかもしれませんね。

竹鶴さんのお話の中に出てくる写真は、どれも素晴らしく余市の雪景色の中にたたずむニッカウヰスキーの建物は大変おもむきがありました。おいしいお酒は、素敵な景色から生まれるのかもしれません。 お話の後、アフタヌーンティですが、お茶とお菓子ではなく、ウィスキーと軽食でした。ウィスキー瓶は早々に空っぽになっていました。 竹鶴さんは、この日のためにわざわざ東京からお越しいただきました。どうもありがとうございました。
(清家久美子 記)
熱心に聴講している会場の様子
講演中の竹鶴威さん
第35回 2007年 3月3日(日) 14:00〜16:00 参加者23名
テーマ:「アイリッシュハープの演奏」
お話と演奏:SACHI(中西佐智子)さん

3月3日大阪・心斎橋英国屋にてアフタヌーンティが行われました。春の訪れを感じる暖かな雛祭りの日、アイリッシュハープの演奏家SACHIさんを迎えて、楽しいお話と生演奏を堪能しました。当日は23名の参加があり盛況でした。
演奏はアイルランドやスコットランド民謡、お馴染みの曲が優しく流れます。さっきまでの街の喧騒や昨日の仕事の疲れ、心の隅にくすぶっていたことなどがハープの音色で溶けていくみたいな穏やかな感覚が心地よいです。アイリッシュハープは、グランドハープに比べて小振りでペダルがありません。足のかわりに忙しく手でシャープやフラットの操作をします。アイルランド留学後、SACHIさんは関西を中心に幅広く活動中です。あまりに綺麗な人なので、ハープの演奏姿にも見とれてしまいました。優しい気持ちのまま、皆さん家路についたと思います。
(清家久美子 記)

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