◆秋の講演会「イングランド『ケルト』紀行」◆
秋の講演会「イングランド『ケルト』紀行」
11月20日、西宮市国際交流協会で武部好伸さんの‘イングランド「ケルト」紀行’と題する講演会が行なわれました。武部さんはケルト紀行の著作が7作目になり、今回はイングランドの歴史や伝説等が詳しく紹介されました。 イングランド南西部のコンウォール。武部さんの話すアーサー王伝説は、なんだかはんなりとしています。アーサーの生地、王国の都、最後の戦いの地、聖剣エクスカリバーを投げ入れた池…と、写真を見て武部さんのお話を聴いてぐいぐいと引き込まれていきました。
そして、トリスタンさんは…イゾルデさんと…。こういう先生が学校で世界史を語ったら、生徒は皆目を輝かせて聴き入ったでしょう。私たちもその優秀な生徒のように勉強しました。 質疑応答では、在スコットランド16年の松井理一郎さんが鋭い突っ込みの質問をされました。さすが〜。即答する武部さんも、さすが〜です。ケルティック・タイガーと自称する武部さんは大の阪神ファンです。机の上に置かれた鞄は、ケルト十字ならぬ虎のキーホルダーが揺れていました。11月後半は武部さんにとって何かと大変な時だったそうで、お忙しい中本当にありがとうございました。
(清家久美子 記)
聴講中の皆さん
<参加者の感想>
この講演会は、従来のセンスでいうケルトつながりで、コーンウォールに関した講演と最近のケルトという概念の変化(のきざし?)についてのお話があり、個人的にはとても楽しめた講演会となりました。

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