◆ホワイトヘザークラブ 活動報告 2022年
2021年3月21日(月・祝日) 13:30〜15:30 参加者8名
「The winter it is past」過ぎ去った冬
「Bluebells of Scotland」スコットランドの釣鐘水仙

急な開催となりましたが、新しい方、途中参加の方も含め8人が顔を揃えました。

「過ぎ去った冬」
詩はバーンズで、失恋を歌った切ない歌ですが、スコットランド起源かアイルランド起源か論争になる歌の一つで、実はチャールズ先生は、アイルランドのフォークソングとして先に知っていましたが、詩がバーンズであることを知って驚いたと教えてくださいました。現代英語なので歌詞もわかりやすく、美しくゆったりとしたメロデイが心に染みました。

「スコットランドの釣鐘水仙」
この歌は明治15年の小学唱歌集に「うつくしき」のタイトルで掲載されて以来、いろいろな歌詞がつけられ、日本でも大変親しまれている曲で、当クラブでもたびたび取り上げてきました。今回は会員の方が千葉を旅行されたときに外房線の大網駅のホームで鳴っていた、とのことで、由来を調べたが、残念ながらどなたもご存じなかった、とのエピソードと共にリクエストがありました。それくらい日本にも浸透していると言えるのかもしれません。スコットランドの民謡にイングランド人の女優が詩を書いて、1801年舞台で歌って知られるようになったとのこと。戦争に行った恋人の無事を願うという内容で、大変歌いやすく、ハイドンがピアノ曲に編曲していたり、またトロンボーンの編曲版は超絶技巧を披露する曲として良く演奏されるそうです。

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