JSSスコティッシュ・デイ2020 in 東京 Shall we Burns? | ||||||||||||||||
2020・JSS・スコティッシュ・デイ・東京。
今年はCOVID-19の感染拡大で、世界中が大変な状況になっています。武漢で発生したこの感染症が現在のように深刻な状況になるとは未だ判らなかった、2月11日(祝日)、JSSは恒例のスコティッシュ・デイを催しました。 会場には英国大使ご夫妻初め100人を超える人々が集いました。ロバートバーンズの誕生を祝い、Address to a Haggisのハギスセレモニー、詩の朗読、バグパイプや歌などの音楽演奏、スコティッシュ・カントリー・ダンスなど、午後のひと時をいつものように皆さまと共に楽しみました。 しかし、その後2月末から3月に入る頃にはこの感染症がヨーロッパにも広がり、状況は益々深刻になりました。 ご参加の方々がご無事であったことは幸いでした。5月には国内で緊急事態宣言の発出、世界各地で今もなお感染拡大状況が続いております。 誰もが経験したことが無いこのような状況下では、皆さまもご不自由な時間を過ごされていることとお察しいたします。以前のように楽しい集いを持つことは、暫く待たねばならない状況になりました。 遥か遠いことのように思われる、楽しかった今年のスコティッシュ・デイの様子を皆さまと共有できれば嬉しく思い、遅くなりましたがここにご報告いたします。 再び、なんの心配も無く皆様にお目にかかれる日が参りますことを願いつつ、皆様のご無事とご健康をお祈りいたします。
Address to Haggisの朗誦。今年のパフォーマンスは日本語を高橋愛朗代表、スコッツ語を名誉会員のCharles Marshallさんのお二人が熱演しました。
乾杯のご発声はPaul Madden駐日英国大使。
スコティッシュ・デイには欠かせないバグ・パイプの音。山根篤さん率いる東京パイプバンドが演奏しました。
*TOKYO PIPE BAND(6/8 March)
*Kenmure's on and awa',Wullie *Hot Punch *The Muckin' o' Geordie's Byre
スコットランド曲の演奏 音楽家、春日保人さんの素敵な歌声とフルート、又丸奈緒子さんのピアノで、美しいスコットランドの音楽を聴きました。
*Ca’ the yowes
*A highland Lad *Tullochgorum *Ae Fond Kiss
ロバート・バーンズの詩の朗読。
*シラミに寄せて、教会で目の前にいるご婦人の帽子を見て(To A Louse, on Seeing One on a Lady's Bonnet, at Church)
平尾達志さんは日本語で、この詩が大好きというSpencer Fancuttさんがスコッツ語で。
*小作人の土曜の夜 (The Cotter's Saturday Night)
大原英里子さんは日本語で、Jerome Martinさんはスコッツ語で。
元エディンバラ初代総領事の大塚さんとお仲間のフォークソングを得意とするバンドの演奏。 “My Bonnie Lies Over the Ocean” は会場の皆さん全員の大合唱になりました。
最後は大きな輪を作りAuld Lang Syneを大合唱、再会を誓いました。
また、元気に皆様とお会いできますように,ご無事を祈ります。 (國田あつ子)
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